「WEBデザイナーを目指しているけど、なる為にはどうすれば良いのかな？」
「未経験でもなれるものなのかな？」
現在、コロナウイルスの大流行による影響で、リモートワークの憧れから、IT企業への就職を目指している方が増えているようです。
IT企業への就職と一言に言っても、仕事内容は様々ですが、人気なのが「WEBデザイナー」です。
人気が多ければ、当然ライバルが多くなります。なので、何か武器を作っておいた方が当然有利になります。今回は、現役WEBデザイナーの私が用意すべき武器と、あると便利なスキルをご紹介します。
また、会社選びについても、ご紹介します。
今回の記事は、次のような方にお勧め！
・WEBデザイナーを目指している方
・評価を上げる為の武器を作りたい方
・どんなスキルがあると良いのか知りたい方
目次
そもそもWEBデザイナーってどんなお仕事？
大抵の方は、「WEBデザイナー＝WEBサイトを作る人」だと思っていると思います。
間違いではありませんが、実は細かく分類すると、WEB制作の現場では、WEBプロデューサー、WEBディレクター、WEBコーダー、WEBデザイナーのように、役割が分担されている場合が多いので、知っておいてください。
それぞれの役割は下記のとおりです。
| WEBプロデューサー | WEBサイトの事業責任を負う人の事。計画立案者、リーダー的立場。 |
| WEBディレクター | お客様の希望を伺い、HP制作に必要な要素や気をつける点を整理し、クライアントと、開発者をつなぐ人の事。ワイヤーフレームを作成する役割も持っていることが多い。 |
| WEBコーダー | WEBデザイナーが作成した、決定したデザインを元にコーディングを行う人の事。 |
| WEBデザイナー | WEBディレクターと打ち合わせを行い、要点をおさえた上で、ワイヤーフレームをもとにデザインを行う人の事。基本的に、クライアントとやり取りがあるところが多い。 |
※ワイヤーフレーム・・WEBサイトの簡易的な設計図の事
※コーディング・・プログラミング言語を使ってコードを書いていく事
上記のように、1つのWEBサイトが出来上がる過程では、多くの人が関わっています。
・WEB制作には、多くの人が関わっている
・WEBデザイナーはその中の一人
WEBデザイナーになる為の武器
色々な役割があるのは分かりました！私は、デザインがやりたいので「WEBデザイナー」を目指したいです。有利になる武器とかありますか？
それでは、本題です。
それぞれの役割で、求められている経験や武器は若干異なると思いますが、今回は、WEBデザイナーになる為の武器をご紹介します。
・ポートフォリオ
・資格
・経験
ポートフォリオ
1つ目は、ポートフォリオです。
ポートフォリオとは、自分が作った作品のことです。WEBデザイナーの場合、これが一番重要だと思います。デザインを行う仕事である以上、重要視されるのは当然です。
自作したLP（ランディングページ）やブログ、バナーでも、なんでも大丈夫です。自信を持ってデザインした作品を用意すれば強みとなります。
資格
2つ目は、王道ですが、資格です。
あるとないでは、信頼度の面で差がつきます。
筆者がおすすめしたい資格は、WEBデザイン技能検定（国家資格）です。
WEB業界唯一の国家資格であるこの資格は、WEBデザイナーを目指す方は、是非とも取得しておきたい資格です。
※WEBデザイン技能検定について知りたい方は、こちらの記事をご参照ください。
経験
3つ目は、経験です。
「え？やっぱり経験がないと、WEBデザイナーになれないの？」と思うかもしれませんが、決してそういうわけではありません。会社に所属しなくても、WEB制作の実績を積む方法があります。
それは、クラウドソーシングからの案件の受注やSNSでの依頼、知人の紹介によるWEB制作です。
有名なクラウドソーシングサイトでは、案件も大量にあり、うまく受注できれば経験となります。また、Twitterとかでも、作品の情報配信をすれば、依頼が来る事も稀ですがあります。人脈が広ければ、知人から依頼を受ける事もありますよ。
・自信を持った作品を用意すべし!
・信頼につながる資格を取るべし！
・会社以外でも、WEB制作の経験を積むべし！
あると便利なスキル
WEBデザイナーになる為に、用意すべき武器をご紹介させていただきました。次は、あると仕事をする上でとても楽になるスキルをご紹介します。
・タイピング力
・読解力
・コミュニケーション能力
タイピング力
WEBデザイナーは、デザインでだけでなく、コーディング作業を行うことも多いです。なので、タイピング力も重要になってきます。
当然、打つスピードが速ければ速い程、コーディング作業も速く終わらせる事が出来ます。
タイピング力を鍛えたいと言う方は、こちらの記事にコツを書いておりますので、ご覧ください。
読解力
デザインをする際、細かなルールが記載された、要件定義書をもとに作成するケースがある為、読解力もそれなりにあった方が良いです。
定義書は、結構複雑な文章になるケースが多いので、普段から、本やニュース記事の「文章を読む」習慣をつけて、慣れておくと良いです。
コミュニケーション能力
WEBデザイナーは、WEBディレクターとクライアントとの打ち合わせに参加するケースも多いです。相手がどんなデザインを望んでいるのか、どんなサイトにして欲しいのかしっかり聞き取り、言葉にするコミュニケーション能力もあると良いです。
コミュニケーション能力を上げる為には、普段から人とよく会話していれば自然と身についていきますので、それほど心配しなくて大丈夫です。
未経験求人に注意
武器作り、大変そうだな・・。WEBデザイナーの未経験求人よく見るけど、本当に用意する必要はあるの？
WEBデザイナーの求人を見てみると、「未経験可！」「人物重視の採用！」みたいな事が書いてあるものを見たことはありませんか？
実はこれ、要注意です。未経験の方って、経験がないので、即戦力にならないですよね？大抵の場合だと、WEBデザイナーになる為のカリキュラムが用意されていて、そのカリキュラムに取り組んでいる間は、コールセンターとかで働く事になると思います。
これを避けるために、武器作りは大事です。
・未経験求人の場合、すぐにWEBデザイナーの仕事は出来ない場合が多い！
まとめ
いかがでしょうか？
WEBデザイナーを目指している方は、簡単ではないかもしれませんが、頑張って武器を用意してみてください。
時には、休憩も大事ですよ！
