余白。
WEB制作や資料の作成をしている際、余白があると、つい何かで埋めたくなってしまう・・。そんな経験はありませんか?
実は、余白は上手く使う事で、読み手に伝えたい事が伝えやすくなったり、デザインが洗練されて見えたりと、色々効果的なんです。なので、WEB制作や資料を作成する際は、余白の重要性をしっかりと理解しておく必要があります。
「余白の重要性」と言われても、ピンとこない方もいらっしゃるかと思いますが、デザインをする上で非常に重要な要素となりますので、意識していただきたい要素となります。
今回の記事は、次のような方にお勧め!
・余白の重要性を知りたい方
・余白に注目したデザインの参考書を知りたい方
なぜ重要なのか。
余白を作ることは、なぜ重要なのでしょうか?様々な観点からご紹介します。
関連性の観点
まずは下記画像をご覧ください。
人間は複数のものが近くにあると、関連していると認識します。余白を意識すると、自然に関連していると思わせる事が出来るので、意識してデザインすると良いです。
関連していないものはなるべく近づけないように意識すると効果的です。
読みやすさの観点
「Simple is Best」という言葉があるように、読みやすさの観点では、余白をしっかりと設けられたシンプルなデザインの方が、読み手には伝わりやすいです。
ギチギチに文字が詰まっている資料は読みづらいと感じたことはありませんか?
例えるなら、読みにくいものは「新聞」、読みやすいものは「パンフレット」です。新聞は文字がギチギチに詰まっていて読みにくいですが、パンフレットとかは、しっかり余白が取られていて読みやすいと個人的には思っています。
・人は、近くにあるものを関連していると認識する!
・余白を詰めすぎると、読みづらい上に伝わりづらい
お勧め参考書の紹介
余白を意識的に取ることが重要だって事はなんとなく分かったけど、もう少しサンプル見て感覚を身につけたいな。良い参考書はないのかな?
余白の重要性に関するポイントが上手く纏まっている参考書がありますので、ご紹介します。
「けっきょく、よはく。」というタイトルの参考書です。この本では、情報整理も洗練されたデザインも、結局、余白で出来るようになると訴えています。余白を上手く使えていないNGなデザインと、上手く使えているOKなデザインを比較して解説してくれているので、どこがダメなのかとても分かりやすい参考書です。
余白の取り方がイマイチピンと来ていない方は、是非手にとってみてください。
まとめ
余白の重要性は理解出来たでしょうか?初めは、余白があると埋めたくなってしまうものですが、それはNG。デザイン際、読み手の事を意識して、適度に余白を作って見やすく仕上げたいですね。
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