普段から仕事や趣味で、ログインが必要なサービスを使用する際、ネットカフェや会社のPC等でパスワード等を入力してしまっている方いませんか?
実は、その行動、要注意です。
キーロガーという言葉を聞いたことはありますか?この、キーロガーというものが、仕掛けられていた場合、大切な情報が盗み取られてしまう可能性があります。
今回は、身近に潜む危険「キーロガー」について解説します。被害に遭う方を少しでも減らしたいと思っていますので、キーロガーについて知っていただければと思います。
今回の記事は、次のような方にお勧め!
・キーロガーとは何か知りたい方
・具体的な対策方法を知りたい方
目次
キーロガーとは?
キーロガーとは、コンピュータのキーボード操作を記録する装置やソフトウェアの事を指します。要は、入力した文字列を記録する装置ということですね。本来は、ソフトウェア開発などのデバック作業に用いられていた技術です。
しかし、このソフトウェアの特性がある問題を引き起こしています。
何が問題になっているのか
キーロガーの説明だけ見ると、とても便利な技術のように感じるかと思います。しかしながら、このキーロガーを悪用する人が存在しているのです。
お察しの通りですが、キーロガーは、キーボード操作を記録する装置です。つまり、キーロガーが仕込まれているコンピュータや装置に、パスワード等の大事な情報を入力してしまうと、情報が盗まれてしまいます。こういったキーロガーの悪用が問題になっています。
・キーロガーは、キーボード操作を記録する装置の事
・キーロガーの特性を悪用して、情報を盗むケースが多発している
キーロガーのタイプ
キーロガーには、ソフトウェア型とハードウェア型の2種類が存在します。簡単にどんなものか解説します。
ソフトウェア型
メールやWEBサイト上に記載されているリンクをクリックした先で、仕込まれたファイルをダウンロード、もしくは、アクセスしただけでインストールを開始させるケースがあります。
ハードウェア型
デジタルデバイスに対して特殊な機器の設置を行うもので、USBを利用したものが多いです。
普段から意識したい対策方法のご紹介
具体的にどんな対策をすれば良いですか?
キーロガーの被害に遭わない為には、普段から下記を心がけてください。
他人のPCに安易に大事な情報を入れない
基本中の基本の対策方法になります。安易にパスワード入力が必要な大切な情報を、他人のPC(ネットカフェや会社等)に入力しないようご注意ください。
キーロガーの存在を知っていれば、そんな恐ろしい事は出来ないですよね?大切な情報を守る為にも徹底しましょう。
不審なメール、WEBサイトを開かない
怪しいメールやサイトを安易に開かないようご注意ください。
中には、ウイルス感染させる事が目的な悪質なメール、サイトも存在します。こちらは、意識するだけでも違うと思いますので、徹底しましょう。
パソコンの周辺機器に怪しい装置がないか確認する
キーロガーのタイプには、USBのようなものも存在すると説明させていただきました。ですので、パソコンの本体に見知らぬ怪しい装置が取り付けられていないか確認するようにしてください。
出来るだけ、周辺機器に変化がないかも確認するようにしましょう。
セキュリティ対策ソフトやアプリを入れておく
外部からの侵入を防ぐ為に効果的なのは、セキュリティソフトの導入です。
外部からの侵入が心配な方は、侵入を瞬時に発見して排除するソフトの導入検討もしてみましょう。
まとめ
いかがでしょうか?「こんなものがあるんだ」と知っているだけでも、違うと思います。普段の生活の中に落とし穴が潜んでいる場合があるので、注意していただければと思います。
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