WEB制作を行う上で、使い方を覚えておきたいツールに「Git」というものがあります。
よくWEB関係の求人情報の欄に、「Gitの使用経験」なんて事が書かれているケースもあります。
今回は、「Git」がどんなツールなのかよく分かっていない方の為に解説をします。また、最後にGitの操作方法がかなり分かりやすく解説されている参考書のご紹介もします。
Gitとは？
Git（ギット）とは、一言で言うと、「いつ」「誰が」「どこを変更したか」を記録して、どの状態にでも戻す事が出来るツールです。
また、このようなファイルの履歴を記録してくれるツールのことをバージョン管理システムと呼びます。Gitは、このバージョン管理システムの1つです。
「このファイルを更新したのは誰？」
「どこをどう更新したの？」
「ファイルを間違えて消しちゃった！」
上記のような心配が、バージョン管理システムを導入すれば無くなります。WEB制作を行う方にとって、革命的なツールです。
・Gitは、ファイルの変更の履歴を記録してくれる！
・Gitは、バージョン管理システムの1種！
バージョン管理システム未導入の場合のリスク
Gitがどのようなツールであるか解説済みなので、ある程度予想は付くと思いますが、バージョン管理システムを導入していない現場で想定されるリスクは下記になります。
・更新したファイルを元に戻せない
・最新のバージョンファイルがどれか分からなくなる
・誤ってファイルを消してしまい、元に戻せなくなった
上記を、手動で戻すとなると、骨が折れる作業となります。こういったリスクをなくす為にも、現場では導入検討したいものですね。
Gitの可視化ツールSourceTreeを使おう！
実は、本来のGitは、ターミナル（コンソール）上でコマンドを打ち込んで、操作するシステムです。
いちいちコマンドを打つのは面倒な上に、とても見づらい事から、この黒い画面に苦手意識を持つ方が多いです。
筆者も、この黒い画面はとても苦手です。
このGitのコマンド操作をマウス操作で行えるようになるツールが幾つか存在します。特にオススメなのが、「Sourcetree」というツールです。
Sourcetreeをオススメする理由としては、下記のとおりです。
・無料で使える
・Windows、Mac対応
・日本語対応
・画面が見やすい
多くのメリットがあるSourceTree。ぜひ使用してみてください。
Sourcetree公式サイトは、こちらから。
超オススメ！Gitの参考書のご紹介
Gitに関する参考書は幾つか出ていますが、筆者が一番オススメな参考書をご紹介します。
こちらの参考書は、Gitやバージョン管理システムについての分かりやすい説明、SourceTreeの操作方法をイメージ画像付きで学ぶ事が出来ます。
文字数も多くなく、イラストが多いので、とても読みやすく、Git初心者の方にもオススメの一冊となっています。
是非手に取ってみてください！
まとめ
今回は、Gitについて簡単に解説してみました。
Gitは今や、WEB制作の現場では、必須となっている場合が多いので、操作方法を身につけておくことをオススメします。
