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【インターネット誹謗中傷】どんな人が加害者?なぜ無くならないのか?

時事系

近年、聞く機会が増えた「誹謗中傷」というワード。

インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷等に適用される侮辱罪の厳罰化(2022年7月)が行われたにもかかわらず、一向に減る気配がありません。

このような、誹謗中傷をするのはどんな人なのか、また、なぜ無くならないのか考察しました。誹謗中傷で身の危険を感じている方への対処法についてもご紹介しているので、ご覧ください。

そもそも、誹謗中傷って何?

突然ですが、質問です。

お助け猫
お助け猫

誹謗中傷とは?

これ、答えられますか?言葉に詰まる方が多いと思います。

一般的な誹謗中傷の意味は下記のとおりです。

悪口や根拠のない嘘等を言って、他人を傷つけたりする行為のこと

結構抽象的ですね。実は、「誹謗中傷」は明確な定義があるわけではありません

線引きが難しい誹謗中傷ですが、他人を傷つけたりする行為は、誹謗中傷に当たる可能性がある事を頭に入れておく必要があります。

誹謗中傷が犯罪行為や損害賠償請求の対象となるかどうかは、法律の要件に従って個別的に判断されます

どんな人が加害者?

無くならないインターネット上の誹謗中傷ですが、どのような人間が行なっているのでしょうか?

様々なサイトやTwitterで調べてみたところ、傾向として40代〜50代の中年男性が多いようです。

てっきり、20代〜30代が多いと思っていましたが、意外でした。

いい年した大人が何をしているんだという感じですね。

誹謗中傷はなぜ無くならないのか?

このような、誹謗中傷が無くならないのには、どんな理由があるでしょうか?

匿名だから

X(旧Twitter)や匿名掲示板には、匿名で投稿ができます。

自分の本名、住所等が公にならない事をいいことに、好き放題やる人間がいます。

「自分はバレない」「匿名だから何やっても大丈夫」と思い込んでいる方がいるみたいです。

快感だから

他人を誹謗中傷することに快感を覚える方がいるのも事実です。

相手を誹謗中傷することで「攻撃したい」という衝動を満たすことができるのが理由だそうです。

法律が甘いから

インターネット上の誹謗(ひぼう)中傷等に適用される侮辱罪は、厳罰化(2022年7月)が行われています。改正前と改正後を比較してみます。

時効
改正前30日未満の拘留または1万円未満の科料1年
改正後1年以下の懲役もしくは禁錮もしくは30万円以下の罰金または拘留もしくは科料3年

・・これ、全然抑止力にならないんじゃないかなと思うぐらい、法律が甘いと筆者は思います。これだと、正直「この程度の罰則ならやってもいいや」と考える人間もいるかもしれません。

実際、厳罰化したにもかかわらず、減らない現状を受け止めて、法改正を検討して欲しいですね。

加害者の身元特定が困難

誹謗中傷をした加害者を捕まえる為には、加害者の身元を特定する必要があります。

これには、発信者情報開示請求をすることで加害者を特定できますが、複数の裁判手続きを行う必要があり、時間と費用がかかる為、利用するのはハードルが高いです。

このような感じで、加害者を捕まえる為の法制度にも問題があるのも課題です。

基本的に気にしなくてOK

誹謗中傷を受けても、基本的に気にする必要はありません。

反応してしまうと、余計に事態を悪化させるケースも多いようです。

お助け猫
お助け猫

なぜか、誹謗中傷のコメントって不思議と目立ちますが、無視しましょう!

身の危険を感じたら・・

とはいえ、中には、かなり悪質な誹謗中傷をする人間が一定数います。

・殺す
・家まで行く

こんな感じの身の危険を感じされるようなワードが入っていたら、「みんなの人権110番」「サイバー犯罪相談窓口(警察)」「弁護士」等に相談してみる事をおすすめします。

相談すれば、次に取るべき行動がわかったり、誹謗中傷している人間を捕まえる為の具体策(証拠を用意等)がもらえるはずです。

まとめ

今回は、インターネット上で一向に減る気配のない誹謗中傷について執筆しました。

少し、悲しい内容でしたね。

誹謗中傷をされて悩んでいる方は、被害が拡大する前に対策をすることが大切なので、困ったときは、遠慮なく「みんなの人権110番」「サイバー犯罪相談窓口(警察)」「弁護士」等に相談してみてください。

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