「あの、サイトの表示が崩れているのですが・・」
このような指摘は、あまり受けたくないものです。
指摘を回避する為の手段として、「クロスブラウザチェック」というものがあります。
聞き馴染みのない単語だと思いますが、結構重要なポイントですので、是非覚えていただければと思います。

今回の記事は、次のような方にお勧め!
・クロスブラウザチェックについて知りたい
・なぜ必要なのか知りたい
クロスブラウザチェックとは?
クロスブラウザチェックとは、複数のブラウザを用いて、WEBサイトの表示や動作をチェックする作業を指します。
現在世には、様々なWEBブラウザがあります。
・Google Chrome(グーグル クローム)
・Microsoft Edge(マイクロソフト エッジ)
・Firefox(ファイヤー フォックス)
・Safari(サファリ)
ここで、WEB製作者が確認しなければならないのは、複数のブラウザでもWEBサイトが問題なく表示出来るか、動作するかどうかです。WEBページの作成で用いられる技術には、ブラウザがサポートしているものもあれば、していないものもあります。また、場合によっては、解釈が異なるなんてものもあります。少々厄介です。
作成したWEBサイトが、環境が違ってもしっかりと表示されるか、動作するかを確認する重要な作業です。

確認を怠ると、納品後に「WEBサイトが上手く表示されない!」「動作しない!」等のトラブルにも繋がってしまう可能性もありますので注意していただきたい要素となります。
OSやブラウザのバージョンによっても表示が崩れる場合もあります。
さらに厄介な点がもう一つあります。OSやブラウザのバージョンの組み合わせによっても、表示が崩れてしまう場合もありますので、頭に入れておいていただければと思います。
・納品前に、複数のブラウザで表示・動作のチェックする事!
・OSやブラウザのバージョンによる影響を受ける場合もある
クロスブラウザチェックの確認範囲について
クロスブラウザチェックの意味は理解していただけたと思います。ただ、OSやバージョンの組み合わせパターンは多く、全てを確認するのは非常に困難です。なので、判断基準としては、WEBサイトに訪問するユーザーが使用しているOS・ブラウザに対応する事が大事なので、ここを基準とする事をお勧めします。
例えば、「現在主流のWEBブラウザはどれなのか?」「ターゲット層はどんなOSを使っていそうか」など、色々と予測をして絞り込むと良いと思います。

私の現場では、クライアントに提出した際問題がないかに加え、3つパターンを考えてチェックするようにしています。判断基準は、各企業、個人の考えにより大きく変わります。
まとめ
クロスブラウザチェックは、WEB制作を行う現場でも、重要な作業だと思いますので、是非覚えておいていただければと思います。
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