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【闇バイト】どんな仕事内容があるのか?探し方、処罰についても徹底解説!

時事系

現在社会問題となっている「闇バイト」。

手取り早く稼ぎたいと思い、安易に手を出し抜け出せなくなっていくのが闇バイトです。

今回の記事では、闇バイトの仕事内容、探し方、処罰等の概要に加えて、手を出してしまった場合の対処法をまとめました。

知らない間に、犯罪者にならないようにするために、是非ご覧ください。

闇バイトとは?

闇バイトイメージ画像

「闇バイト」とは、犯罪行為を行うことで高額な報酬を得るアルバイトの事です。最近、ニュースでよく聞くようになったワードですね。

一般的なアルバイトと比べて、報酬がかなり高額に設定されている事が特徴です。

主な闇バイト

実際にどのような仕事なのか、代表的なものを3つご紹介します。

代表的な闇バイト

・強盗
・受け子、出し子
・運び屋

強盗

強盗とは、暴力や脅迫を用いて他人の財産を奪う行為の事を指します。

以前は、高齢者の家を狙うケースが多かったですが、最近では、高級時計店やポケモンカードを狙った強盗が多いです。

受け子、出し子

「受け子」とは、詐欺などで騙し取る相手から、現金やキャッシュカードを直接受け取る役割をする人物の事、「出し子」とは、ATMからお金を引き出したりする人物の事を指します。

Twitterのハッシュタグに「#UD」とついている場合がありますが、「受け子・出し子」という意味です。

受け子も出し子も、大切なお金を奪う犯罪行為です。

運び屋

運び屋とは、麻薬や盗品、密輸品等を運搬する役割をする人物の事です。

ただ、荷物を運ぶだけですが、重大な犯罪になります。

どうやって探すのか

当然、闇バイトの求人など、通常の求人雑誌・サイトに掲載できない為、募集はTwitter等のSNSが主流となっています。

実際にTwitterで、「闇バイト 募集」と検索してみると、下記のような内容のツイートがヒットします。

こちらの例の場合だと、ストレートに闇バイトと書かれていますが「日当15万」「手厚いサポート」「未経験歓迎」等のキーワードで誘惑していますね。

このような求人は、最初口調が柔らかく、手軽に始められる感を上手く出しています。しかし、それは入り口だけのケースが殆どのようなのでご注意を。

また、プロフィール等に「お金がない」等のワードが入っているユーザーを狙って、DMを送ってくるケースもあるようです。

・求人は、SNSが殆ど
・DMを送ってくるケースもあり

どんな人が闇バイトを始めるのか?

SNSで、闇バイトの求人を探す際、注意を促してくれている投稿も沢山出てきます。

また、政府も、犯罪対策閣僚会議において「緊急対策プラン」を策定し 「闇バイト強盗」や特殊詐欺への対策に全力で取り組んでいます。

にも関わらず、危険な闇バイトに手を出す人には、どんな理由があるのでしょうか?一般的には下記の通りです。

闇バイトに手を出す理由

・生活が苦しいから
・単純に遊ぶお金が欲しいから
・誘われたから

生活が苦しいから

一人暮らしをしている若い方が多いそうですが、食費、家賃、光熱費等を思うように稼げず、闇バイトに手を出してしまうケースがあるようです。

新型コロナウイルスの影響もあり、アルバイトの求人が激減したことも、闇バイトに手を出してしまう人を生み出してしまった可能性も指摘されています。

単純に遊ぶお金が欲しいから

単純に、遊ぶお金を効率的に稼ぎたいと手を出してしまうパターンです。

特に若い人だと、「大金を稼げる」「数日で〇〇万円!」という求人に目が眩んでしまい、手を出してしまう方がいるようです。

誘われたから

友人や先輩に誘われて始めるパターンもあるようです。

仲の良い知り合いの場合だと、信頼関係があり「ちょっとやってみようかな」となってしまうようです。

一度始めると、抜け出せなくなる可能性あり

闇バイトは、一度始めると、辞めたくても辞められない状況になってしまうと言われています。

理由として、応募時に住所や身分証明書、電話番号等の個人情報を提出してしまっている場合が多い為です。闇バイトが恐ろしくなり、辞めたくても、「個人情報を流出させる」「家族に危害を加える」と脅されてしまうケースがあるようです。

安易に手を出した瞬間から、気付かぬうちに、抜けられなくなってしまう状況を作り出してしまっているという事ですね。

闇バイトが社会問題となったきっかけについて

闇バイトは、以前からありますが、より一層注目されるようになった理由が、2023年1月に発生した東京都狛江市の90代の女性が殺害された強盗殺人事件です。

もともと、2022年から関東を中心に強盗事件が相次いで発生しており、3人組以上で押し入る事、家主の手足を拘束したり、凶器で脅すなどして金品を奪う手口でしたが、今回の90代女性が殺害された強盗殺人事件と手口が酷似していた為、警察が操作したところ、「ルフィ」と名乗る指示役が関与している可能性が浮上します。

この「ルフィ」と名乗る人物は、日本国内にはおらず、フィリピンの収容所から指示を出していた日本人4人の容疑者で、2023年2月に日本に強制送還され、逮捕されました。

「ルフィ」の指示で動いていた実行犯は、いずれも闇バイトの募集で集まった人たちだという事が、警察の捜査で明らかになっています。

お助け猫
お助け猫

しかし、容疑者が逮捕されたにも関わらず、闇バイトは一向に減る気配がありません。早急な法改正、規制を求むですね。

処罰について

処罰イメージ画像

闇バイトが警察にバレ、逮捕される事となった場合、厳しい処罰を受ける事となります。

処罰に関しては、行った犯罪によって変わります。

受け子等の詐欺罪を例に挙げますが、詐欺罪の法定刑は「10年以下の懲役(刑法246条)」となります。詐欺罪に罰金刑は規定されていませんが、刑事裁判で有罪になれば、執行猶予か実刑のどちらかになり、前科がついてしまいます。

前科がつくと、就職活動等で大きな障害となってしまいます。

闇バイトに申し込んでしまった場合の対処法

闇バイトに申し込みをしてしまった場合は、すぐに最寄りの警察署、警視庁総合相談センター又はヤング・テレホン・コーナーに相談する事をおすすめします。

状況を改善できる可能性があります。

警視庁、闇バイト解説ページはこちらから。

まとめ

いかがでしょうか?

筆者が特に伝えたいのは「闇バイトには、絶対手を出すな!」という事です。
※いかにもやった事がある風ですが、筆者は闇バイトに手を出したことはありませんよ!

現状、警察や政府も、闇バイトを減らす為の施策を行っていますが、一向に減る気配がないのが現状です。

確かに闇バイトは、高額な金額を短時間で稼げるかもしれません。しかし、将来的な目で見ると割に合わず、逮捕・有罪にまでなってしまうと、自分の人生を破壊しかねません。

お金を稼ぐ方法は、ブログやYouTube、株など、調べれば幾らでもあります。

手を出す前に、よく考えて行動しましょう。

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