「詐欺の手口、SIMスワップ詐欺のご紹介です」
YouTubeでニュースを見ていたら、詐欺の手口として、「SIMスワップ詐欺」というものが紹介されていました。
物騒な世の中だなーと思いながら軽く見ていたのですが、内容が強烈だったので今回記事にしました。
今回は、SIMスワップ詐欺についてご紹介します。
今回の記事は、次のような方にお勧め!
・SIMスワップ詐欺について知りたい方
・対処法を知りたい時
SIMスワップ詐欺の手口とは?
SIMスワップ詐欺とは、本来の持ち主になりすましてSIMを再発行し、携帯電話を乗っ取り、その間にお金を送金してしまうという、詐欺の手口だそうです。
※SIMカードとは、携帯の契約者情報が記録されたカードの事
具体的には、SIMカードを再発行する際、闇バイトなどで募集をかけた人物の顔写真とターゲットの個人情報を合わせ、免許証を偽造し、携帯ショップでSIMカードを再発行して、携帯電話を乗っ取るという手口でした。
SIMが再発行されると、もともと使われてたSIMは失効し、本来の持ち主の携帯は使えなくなりますが、新たにSIMを手にした人物は、ターゲット名義の電話番号やショートメールを受け取れるようになってしまい、その間にネットバンキングの口座から金を抜き取ってしまうそうです。
携帯電話が乗っ取られると、2段階認証を突破できる状態(2段階要素を携帯電話番号に設定している場合)メールや銀行口座、暗号資産口座などにアクセスを試み、ログインが成功してしまうと、お金が抜き取られてしまうという事ですね。
・SIMスワップ詐欺とは、SIMを再発行する事で携帯電話を乗っ取る手口
・携帯が乗っ取られると、メールや銀行口座、暗号資産口座が危険な状態になる
詳しく知りたい方は、下記動画をご覧ください。
ついに逮捕者が
2023年5月11日、他人の口座から約200万円を引き出したとして、無職の女が逮捕されました。
これからも、逮捕者が続々と出てくる可能性があり、SIMスワップ詐欺についての知名度も上がっていくことでしょう。
防ぐ方法を考えてみた
上記の動画では、「現状対策のとりようが具体的には無い」と紹介されています。そこで、筆者は少しでも被害に遭わないような対策方法を考えてみました。
2段階要素を他のものに設定してみる
これは、システムにもよるので、できる場合とそうでない場合があるかもしれませんが、2段階要素には、一般的には、下記のようなものが設定できます。
- 携帯電話番号
- メール
- Google Authenticator(Googleの認証システム)
携帯電話番号以外にも、何で2段階要素を受け取るか設定を変えられる場合があるので、いくつか選択肢を持っておくのも手かもしれません。
個人情報をなるべく安易に漏らさない
このご時世、どこで自分の個人情報が漏れるかは分かりませんが、安易に漏らさなければ、出回る可能性も防げるのでは無いかと思います。
例えば、街中の怪しいアンケートとか、変なアプリの会員登録の際など。
このような最新の詐欺の手口が増えているご時世、個人情報の取り扱いには注意した方がよいでしょう。
普段から意識すれば、少しは詐欺に遭うリスクも減らせると筆者は考えます!
まとめ
詐欺も日々進化しています。巧妙な手口に引っかからないよう、日々なるべく意識して生活したいですね。
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