コロナウイルスの流行がきっかけで、家で過ごす時間が増えて、一層注目されるようになったWEB制作。
WEB制作のスキルを身につける際、始めに触れる事が多いのが、HTML・CSSという言語です。
世には、HTMLとCSSに関する参考書がたくさん出ていて、初心者の方は何を選べば良いのか悩む方もいらっしゃると思います。
そこで今回は、筆者が勉強する際に使った参考書を難易度別に分類して、レビューしてみましたので、参考にしていただけると幸いです。また、自分に合った参考書の選び方や正しい使い方も解説します!
今回の記事は、次のような方におすすめ!
・自分に合った参考書の探し方を知りたい方
・おすすめのHTML、CSSの参考書を知りたい方
目次
自分に合ったHTML・CSS参考書の選び方
まず、自分に合ったHTML・CSS参考書の選び方のチェックポイントをご紹介しておきます。
今の自分のレベルに合うかの確認
大前提に、参考書は、初心者用、中級者用、上級者用と内容のレベルが異なっている点にご注意ください。初心者の方が、いきなり上級者用の参考書を手に取るのは危険で、挫折にもつながる可能性があります。
基本を理解出来ていないのに、応用が出来るはずありませんよね?徐々にステップアップしていけば問題ないので、順番を間違えないようご注意ください。
図やイラスト付きで分かりやすいか
HTMLとCSSは特性上、画面の表示に影響が出る言語なので、「こう記述したら、画面ではこうなる」というのがイメージ出来る参考書を選ぶ事を強くおすすめします。
中には、文字情報がとても多くて読みずらい参考書も存在していますので、ご注意いただければと思います。
難易度別、HTML・CSSのおすすめ参考書のご紹介
それでは、難易度別におすすめの参考書を1冊ずつご紹介します。
初心者向け : 1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
こちらの参考書は、これ以上無いぐらいコンパクトにまとめられた文章、イラスト・画像も多いとても読みやすい参考書で、HTML・CSSを初めて勉強する方におすすめの本です。筆者も一番始めに手に取った参考書です。
この本があれば、WEB制作の流れ、テキストエディタ等のツールの事、HTML・CSSの超基本的な内容は身に付くはずです。
中級者向け : 世界一わかりやすいHTML&CSSコーディングとサイト制作の教科書
こちらの参考書は、WEBサイトに関する説明(表示される仕組み、テキストエディタ等)や基本的なHTMLタグ・CSSプロパティの紹介がされている参考書です。ただし、1つ1つの説明の内容が濃いのが特徴です。
掲載されている内容は、徹底的に解説されている為、基本を徹底的に理解したい方におすすめの参考書となります。
上級者向け : HTML5&CSS3 デザインレシピ集
こちらの参考書は、本のタイトル通り、HTML・CSSのテクニックがレシピのように、たくさん紹介されている本です。筆者の相棒的な存在の参考書です。
マニアックなHTMLタグ、CSSプロパティの使い方等の紹介も入っていますので、難易度的には難しと言えるかもしれませんが、決して文字情報が多いわけではなく、しっかりとイラストもついていますのでイメージはしやすいです。
この本があれば、HTML・CSSで知っておくべきテクニックがある程度身につくと思います。これほど上手くテクニックがまとまっている参考書は無いと思っている程(筆者的に)ですので、是非一度ご覧ください。
正しい参考書の使い方
難易度別におすすめの参考書を1冊ずつ紹介しましたが、参考書の正しい使い方について最後にお伝えできればと思います。
参考書を買ったら、熟読するのではなく、PCを開いて手を動かしてコードを書いてみる事を強くおすすめします。また、繰り返し行うことで、頭というか、感覚で覚えられます。
体験談なのですが、喫茶店に参考書を持っていって熟読しても、内容はほとんど忘れてしまうんですよね。しっかりと身につける為には、手を動かして、どういう表示になるのか、目で確かめて、繰り返しコードを書く事が重要です。
また、たまにいらっしゃるのですが、1つの分野に大量の参考書を購入する必要は全く無いです。大抵は、買って満足して放置してしまうか、お金の無駄になってしまうだけなので、しっかりと考えて購入しましょう。
ボロボロになるまで読み込もう!
よく、東大生の受験風景の動画を見ると、参考書がボロボロになっているシーンを見たことはありませんか?
あれは、参考書を繰り返し読む事で起こります。参考書をボロボロになるまで読み込むというのも、醍醐味の一つですね。
まとめ
HTML・CSSの参考書は、世に沢山出ていますが、是非自分に合った参考書を見つけていただいて、スキルを身につけていただければ幸いです。
コメント