HTMLで表を表示させる為には、tableタグを使います。
tableタグは、組み合わせて使わなければならないタグがあり、最初はとっつきにくいですが、覚えてしまえば簡単です。
今回の記事では、このtableタグの使い方の解説をしていきます。また、tableタグを使う上で覚えておきたい便利なテクニック(結合)も併せてご紹介します。
目次
tableタグの使い方
tableタグは、HTMLで表を作る際に使用するタグで、使うと下記のような表を作成できます。
商品名 | 価格 |
ラーメン | 900円 |
チャーハン | 1,050円 |
tableタグは、前述の通り、組み合わせて使わなければならないタグがあります。それが、trタグ、thタグ、tdタグです。
使い方のイメージを持っていただく為に、下記サンプルコードをご覧ください。
<table>
<tr>
<th>商品名</th>
<th>価格</th>
</tr>
<tr>
<td>ラーメン</td>
<td>900円</td>
</tr>
<tr>
<td>チャーハン</td>
<td>1,050円</td>
</tr>
</table>
まず、tableタグは、サンプルコードのように、表全体を囲む形で使用します。
ここまでは、簡単ですね。問題は、その中身ですよね。
なんか、ごちゃごちゃしてる・・
初めはこう思うのも無理もありませんが、慣れてきますのでご安心ください。後述しますが、trタグ、thタグ、tdタグは、何の英語の略なのかを知るとイメージがしやすいです!
表の1行を囲む、trタグ
trタグは、「table row(表の行)」の略で表の行を囲む際に使用します。
表の見出しを表す、thタグ
thタグは、「table header(表のヘッダー)」の略で、表の見出しとなる部分で使用するタグです。
当然、中には表の見出しが必要ない表もありますが、その際、thタグを使う必要はありません。
表のデータを表す、tdタグ
tdタグは、「table data(表のデータ)」を表す部分で使用するタグです。
サンプルコード再確認
では、trタグ、thタグ、tdタグそれぞれの意味を理解していただいた上で、もう一度サンプルコードを見てみてください。
<table>
<tr>
<th>商品名</th>
<th>価格</th>
</tr>
<tr>
<td>ラーメン</td>
<td>900円</td>
</tr>
<tr>
<td>チャーハン</td>
<td>1,050円</td>
</tr>
</table>
なんとなく、イメージは掴めましたか?
初めに、tableタグで全体を囲む。
<table>
</table>
次に、表のヘッダー部分である、「商品名」「価格」の部分を作成します。表の1行を囲む、trタグの中に、表の見出しを表す、tdタグを使って書きます。
<table>
<tr>
<th>商品名</th>
<th>価格</th>
</tr>
</table>
次に、表の2行目、3行目を作成します。表の1行を囲む、trタグの中に、今度は表のデータを表す、tdタグを使用して書きます。
<table>
<tr>
<th>商品名</th>
<th>価格</th>
</tr>
<tr>
<td>ラーメン</td>
<td>900円</td>
</tr>
<tr>
<td>チャーハン</td>
<td>1,050円</td>
</tr>
</table>
これで完成です!
各行を、「trタグ」で囲む必要があるので、慣れていないとごちゃついて見えます・・。でも慣れるのでご安心を!
覚えておきたい便利なテクニック(結合)
表を作る際、覚えておきたいテクニックとして、結合があります。
下記画像のように、表の隣を結合したいシーンはよくあります。
HTMLで表を結合する場合は、属性を使います。結合したい方向(横か縦)により、使う属性が異なります。順番に見ていきましょう。
横方向に結合したい時に使う、colspan属性
横方向に結合したい時には、colspan属性を使用します。
thタグまたはtdタグにcolspan属性を追加することで結合できます。colspan属性の値には、結合するセルの数を指定します。
下記のサンプルは、ヘッダーの部分3行を結合した場合の例です。
<table>
<tr>
<th colspan="3">メニュー</th>
<!-- 結合するのでいらない -->
<!-- 結合するのでいらない -->
</tr>
<tr>
<td>ラーメン</td>
<td>チャーハン</td>
<td>餃子</td>
</tr>
</table>
メニュー | ||
---|---|---|
ラーメン | チャーハン | 餃子 |
こんな感じで、横方向に結合されます。
なお、コメントアウトしてありますが、結合して1つになっているので、書く行は1つです。
縦方向に結合したい時に使う、rowspan属性
縦方向に結合したい時には、rowspan属性を使用します。
<table>
<tr>
<th>店</th>
<th>住所</th>
<th>営業時間</th>
</tr>
<tr>
<td>〇〇店</td>
<td>〇〇町1-2-3</td>
<td rowspan="2">10:00-21:00</td>
</tr>
<tr>
<td>〇〇店</td>
<td>〇〇町45</td>
<!-- 結合するのでいらない -->
</tr>
</table>
店 | 住所 | 営業時間 |
---|---|---|
〇〇店 | 〇〇町1-2-3 | 10:00-21:00 |
〇〇店 | 〇〇町45 |
こんな感じで、縦方向に結合されます。
なお、こちらもコメントアウトしてありますが、結合した部分のセルは描く必要はありません。
まとめ
今回は、tableタグの使い方と、覚えておきたい便利なテクニック(結合)をご紹介しました。
tableタグは、色々なタグを組み合わせて使用する必要があるので、慣れるのに時間がかかるかもしれませんが、よく使うタグなので、押さえておきましょう!
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