過去に炎上した、就活情報サイトの記事「底辺の仕事ランキング」が、今になって再び炎上する事態となっています。
どんな内容だったのか、なぜ今になって再炎上しているのか、考察してみました。
どんな内容だった?
「底辺の仕事ランキング」は新卒向け就職情報サイト「就活の教科書」が2021年5月に公開し、2022年6月に報道、既に批判されたものです。運営会社は指摘を受け、記事を削除しています。
内容に関してはタイトル通り、底辺だと思われる仕事をランキング形式で紹介したものとなります。
上記画像の通り、底辺職として、「土木・建築作業員」「警備スタッフ」「工場作業員」「倉庫作業員」「コンビニ店員」「清掃スタッフ」「トラック運転手」「ゴミ収集スタッフ」「飲食店スタッフ」「介護士」「保育士」「コールセンタースタッフ」「(例外)株・FXトレーダー」が紹介されています。
これには、SNSで「怒りを抑えられない」「バカにしすぎ」「不快」との意見が殺到。
底辺の仕事ランキングの件に未だに怒りを抑えられないのだけど、ランクインしたのは、世の中を支えているお仕事ばかり。自分たちが生活できるのは底辺って呼んでる人たちのおかげです。それがどれほど職業を人間を侮辱した恩知らずな発想なのか知った方がいい。世間知らずなのかな?恥ずかしいね。
— まりこす|いのうえまりこ (@inouecolors) August 12, 2023
掲載された時期に関しては、古いのですが、2023年という時期になって、再び炎上する事態となりました。
なぜ今になって再び話題に?
記事がアップされた時期に関しては、2021年5月と時間が経っています。それにも関わらず、なぜ再び話題となっているのか、考えられる要因は下記のとおりです。
・インフルエンサーが話題に上げた
・物価高、増税の影響で仕事やお金に関することに敏感になっている
「激バズ3rd」という方が投稿した内容に関して、ひろゆき氏が反応しています。
やった事ある仕事↓
— ひろゆき (@hirox246) August 12, 2023
土木建設作業員
倉庫作業員
コンビニ店員
清掃スタッフ
ゴミ収集スタッフ
飲食店スタッフ
コールセンタースタッフ
普通、半分ぐらいやってるもんじゃないの? https://t.co/osCdkGeTnM
このように、インフルエンサーが話題にすると、過去の内容だったとしても、再び話題にあがります。
また、物価高、増税等で社会情勢も変化していて、世間は、仕事やお金に関する話題に関して敏感反応するようになっていると感じています。
これらが影響して、再び炎上という事態になったのかなと思っています。
なぜ底辺??
今回紹介された職業がなぜ底辺職なのかについては、下記のような理由が挙げられます。
・低年収
・肉体労働
・誰でもできる
このような理由を総合的に判断して、今回の「底辺の仕事ランキング」という記事が作られたと考えられますが、人により当然、価値基準は異なるので、疑問に思う内容ではあります。
思ったこと
今回の「底辺の仕事ランキング」の件で、筆者が思ったことです。
驚いたこと
筆者的に驚いたのが、下記2点です。
・会社が運営する公式の就活情報サイトに掲載されていたという点
・過去の内容が再炎上している点
運営会社もアップする前に、何名かで記事の内容はチェックしていると思いますが、実際に、今回紹介されたお仕事をされている方に失礼極まりないというか・・ちょっと悲しい事例ですね。
また、記事がアップされた時期に関しては、2021年5月とかなり時間が経っているにも関わらずの再炎上です。まさに、デジタルタトゥーとして永遠に残ってしまうとはこのことかもしれないです。
気にする必要はなし
今回、ランキングに入ってしまったお仕事をされている方は、モチベーションが下がってしまったり、憤りを感じている方も多いかと思います。
しかし、気にする必要はありません。
数年ぶりに「底辺の仕事ランキング」が話題になってるみたいだけど、当たり前だけど、世の中に「底辺の仕事」なんて存在しないでしょ。
— 三崎優太(Yuta Misaki) 青汁王子 (@misakism13) August 12, 2023
他人の仕事を底辺とみなして喜んでる人こそ、底辺なんじゃない?
上記のツイートの通り、筆者も世の中に「底辺の仕事」なんて存在しないと思ってます。
今回紹介された、職業がなくなったら、世の中回らないですよね?
年収やスキル等、人によって価値基準は異なるので、気にする必要はないと思います。
人をバカにする行為は絶対NG
何事にも言えますが、人をバカにするような行為は絶対NGです。
今回が良い事例ですが、炎上すれば、デジタルタトゥーとして永遠に残ることになるので、注意しましょう。
まとめ
今回、「底辺の仕事ランキング」について執筆しました。
内容自体は悲しいですが、結構、考えさせられる部分が多いものでもあると思います。
あなたはどう感じましたか?
今回は以上になります。最後まで記事を読んでくださりありがとうございました!
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