「上付き文字」「下付き文字」と聞いただけでは、何の文字のことを指しているのかピンと来ない方もいらっしゃるかもしれませんが、HTMLでは、supタグ、subタグというタグを使用します。
今回は、このsupタグ、subタグについてご紹介します。
そもそも、上付き文字、下付き文字とは?
お悩みさん
上付き文字、下付き文字って何ですか?
ピンと来ていない方もいらっしゃると思いますので、解説しておきます。
上付き文字とは、例えば、平方メートル(m2)のmの上についている小さい文字の事を指します。
下付き文字とは、例えば、原子記号のH₂O等の、HとOの間にある小さな文字の事を指します。
supタグ、subタグとは?
それでは、それぞれ解説していきます。
supタグについて
supタグとは、上付き文字を付ける場合に使用するタグです。「スーパースクリプト」と読みます。
<p>平方メートルとは、面積の単位の一つでm<sup>2</sup>と書きます。</p>
上記のサンプルのように、上付き文字を付ける部分を<sup></sup>で囲んで使います。
subタグについて
subタグとは、下付き文字を付ける場合に使用するタグです。「サブスクリプト」と読みます。
<p>水は、原子記号では、H<sub>2</sub>Oと言います。</p>
上記のサンプルのように、下付き文字を付ける部分を<sub></sub>で囲んで使います。
使う必要性について
お悩みさん
平方メートルとかは、普通に変換出来るので、このタグをわざわざ使う必要はあるんでしょうか?
実は、平方メートルとかは、タグをわざわざ使用しなくても変換できるのですが、これは、環境依存文字(機種依存文字)に分類されます。
環境依存文字とは、パソコンの種類や環境により、文字化けを引き起こす可能性がある文字の事。
現状だと、UTF-8の文字コードの普及で、環境依存文字による文字化けはあまり無いですが、極力は、タグを使う事をお勧めします。
まとめ
今回は、上付き文字と下付き文字についてご紹介しました。
あまり使用頻度は高くないかもしれませんが、このようなタグがあると知っていただけると幸いです。
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